ARCOのパーマメニューは、
ロッドを巻いて、薬を付けて時間を置きながらパーマをかけていく、
ごくごく普通のパーマ(コールドパーマ)しかありません。(今のところ)
時々、
「デジタルパーマ」の問い合わせもあるんですが…
ARCOには「デジタルパーマ」はないんです…(今のところ)
デジタルパーマがない理由は…
まず、「デジタルパーマ」とは…
このように、
途中で機械を使い、髪に巻いているロッドを温めることで、
「熱」の力も使ってかけるパーマです。
チョーーー簡単に言うと、
「縮毛矯正」のパーマ版(笑)
特徴としては、
通常のパーマは、髪が濡れている時にパーマがしっかり出て、
乾かすと緩くなるのに対し、
(下の記事を参考)
デジタルパーマは、乾かしても緩くなりにくいので、
濡れてる時と乾いた時の「パーマの差」があまりない!
クッキリとしたパーマになりやすいので、
ヘアスタイルによってはデジタルパーマの方がいい場合もあります。
そんな「デジタルパーマ」があれば、
もっと喜んでくれるお客さんが増えるんじゃないか…?
パーマを好きになってくれるお客さんがもっと増えるんじゃないか…?
でも何でARCOには「デジタルパーマ」がないのか?
その理由は…
「トラブル」が多いパーマ。
ARCOに来てくれる初めてのお客さんでも比較的多いのが、
「デジタルパーマ」でひどく傷んだというトラブル。
そう、
乾いた時もしっかりパーマが出るといういい部分ばかり言われますが、
デジタルパーマは、通常のパーマより「髪に与えるダメージ」が大きい!
というデメリットもあるんです。
そのデメリットを理解していない「美容師」が、何も考えずかけるから、デジタルパーマのトラブルは後を絶たない。
縮毛矯正した毛先にも、デジタルパーマだったらパーマがかけれます!
と、良いことしか言わずに勧めてくる美容師もいますが、
実はそれが「トラブル」の原因💦
「デジタルパーマ」だったら、かかりにくい髪でもパーマがかけられるんじゃなく、
「デジタルパーマを上手に使う美容師」だからかけれるんです!
デジタルパーマも「使う美容師次第」ってことです😁
そんな「デジタルパーマでのトラブル」をご相談されることが比較的多いので、
ARCOではデジタルパーマをせず、
まずはそのお客さんのダメージをカットで取り除いたり、
これ以上できるだけダメージを抑えることのほうが大事だと思います。
まあ、「今のところ」なので、
考えが変わってデジタルパーマをすることもあるかもしれませんし、
デジタルパーマのような、
「乾いた時もしっかりパーマが出る」他のパーマをするかもしれませんが。