先日、おそらく初めてARCOにお電話をしてくれた方から、
「トリートメントをしてもらいたいんですが、今日空いてる時間ありますか?」
とお問い合わせがありました。
きっと…、その方はこのブログを読んでないんでしょうね😂
(もっと読んでもらえるように工夫せねば…)
ARCOには「トリートメントメニュー」もありませんし、
その日がすでに予約がいっぱいだったので、
結局その方が来ることはありませんでしたが、
やはり一般的にはまだまだ、「傷んでるからトリートメントをする」というのは、
「良いこと」のイメージなんでしょうね。
トリートメントをオススメする美容室は、お客さんの髪を大事にしている美容室か?
トリートメントメニューが豊富な美容室…
パーマやカラーをすると、必ずトリートメントを勧めてくる美容師…
一見、「お客さんの髪を大切に想ってる」ように思えますが、
実際のところはどうなんでしょうか?
もし、パーマやカラーの後にトリートメントをして、
ホントに髪のダメージがなくなったり回復してしまうなら、
美容師は「お客さんの髪のダメージ」を考えなくて済みます。
縮毛矯正した髪にブリーチしたって、トリートメントで修復させれば良い…
どんな髪でも、一番強いパワーの薬を使えば良い…
と、お客さんの大事な髪を平気で傷めつけ、後始末はトリートメント頼み(笑)
それで美容師はホントに「お客さんの髪を大切に想ってる」って言えるでしょうか?
トリートメントメニューが無いと、髪を大切にしないといけなくなる。
逆にARCOのようにトリートメントメニューが無いと、
「パーマやカラーで傷んだらトリートメントすればいい」っていう考えでは仕事ができません。
パーマやカラーをすれば、少なからず確実にダメージは付いてきます。
でもそれを修復するものがありません。(ホントはトリートメントしても修復なんてしないけど)
だったらどうするか?
パーマやカラーのダメージをできるだけ抑えたり、必要以上のダメージをさせないように「工夫」して、大事にしないといけなくなります!
・縮毛矯正やカラーは、必要なければ、伸びた根元だけ(リタッチ)にする
・パーマやカラーの後に残る余分な成分を除去する
・ダメージの具合に合わせて適切なパワーの薬を使う
髪のダメージは回復できないけど、
なるべく負担をかけないようにすることが、
「お客さんの髪を大切に想う」ことにつながります。
ARCOのように、トリートメントメニューが無い、パーマやカラーの後にトリートメントをオススメしない美容師は、
髪のダメージやヘアケアにこだわってないように見られがちですが、
実は、
トリートメントをオススメする美容室・美容師以上にこだわっているんですよね!