美容室での「座り方」が悪いと、素敵なヘアスタイルになりません。

みなさんこんにちは😃

 

 

気がついたら、財布の中がレシートだらけだった岡部です☕

 

 

整理しないとな…

 

 

 

 

 

 

 

さて、

 

 

みなさんは椅子に座る時、

浅く座ったり、深く座ったり、足を組んで座ったり…

いろんな座り方をしますよね。

 

 

ちなみに僕は「ちょい浅」で座ることが多いです(笑)

 

 

 

 

 

美容室では、お客さんに椅子に座ってもらいますが、

 

 

その「座り方」が、ヘアスタイルの仕上がりに影響を及ぼすことをご存知ですか?

 

 

 

 

 

 

 

あなたの座り方も大事。

 

 

 

 

 

ARCOでは、お客さんの座り方次第では、

キチンと座ってもらうようにお伝えすることがあります。

 

 

もちろん、その座り方だと僕がカットしにくいからという場合もありますが、

 

座り方によっては、

 

頭の傾き方、首の角度、立った時との姿勢の差が大きく変わってしまい、

希望したヘアスタイルや長さが変わってしまうこともあります!

 

 

 

 

いくつか例をあげてお話します😬

 

 

 

 

 

 

浅く座る。

 

 

 

 

 

 

 

このように浅く座ると、

自然に背中が曲がり、

アゴを引かないと前の鏡を見ることができませんよね。

 

 

 

例えば、

後ろが肩の下の位置で、ハネにくい長さに切って欲しい。

と希望されて、

このままの姿勢で切ってしまうと、

 

 

横から見た時、背中の角度が斜めになってるので、

仕上がって椅子から立った時、

 

肩の下よりちょっと短い長さになってしまってたり、

 

変な場所に段(レイヤー)が入ってしまうことがあります。

 

 

 

 

あとは、

背が高くない方がこのように座ってしまうと、

方が椅子の背もたれより下になってしまうので、

襟足のカットが非常に難しくなってしまいます。

(小さいお子さんを補助椅子に座らせるのは、肩が椅子の背もたれより上にあった方が切りやすいからです)

 

 

 

 

 

 

 

猫背のまま座る。

 

 

 

 

 

 

 

 

もともと猫背の方によくある座り方なんですが、

 

カットする時にかけるクロスの後ろに隙間ができ、

後ろの髪を切った時、その隙間に入ってしまうことがあります💦

 

そしてこれも、

椅子から降りて立った時に後ろの長さが変わることもあるし、

襟足が切りにくいです。

 

 

 

 

あと、

どうしても頭が前に傾いてしまうので、

 

例えば「前下がりボブ」を希望した時、

前に傾いたままだと、

前下がりの角度も変わります。

 

 

僕がまだお客さんのカットをし始めた当時、

前下がりボブに切って欲しいとお客さんから言われたんですが、

頭の角度を見てなく、前に傾いたまま前下がりボブに切ったので、

 

できあがってお客さんが頭を上げると、

前下がりではなく、「床と平行」になってしまいました😅

 

 

 

 

もちろん今ではちゃんと頭の角度をかくにんするのでそういうことはないですが、

頭の角度でヘアスタイルも変わってしまう。

というのはみなさんにも知ってもらいたいです😁

 

 

 

 

 

 

 

 

雑誌やスマホを見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

ARCOではお客さんのカットをする時に、

前に雑誌は置きません。

 

スマホを見てる時も、

「すみません、スマホを置いてもらえますか?」

とお願いすることも多いです。

 

 

 

 

先ほどの理由と同じで、

頭の角度が変わってしまうのと、

 

前髪を切るとき、

傾いてるので、前髪の位置がわかりにくく、長さが思ったより短くなることもあるかもしれません😅

 

 

 

さらに雑誌やスマホにハサミや手が当たりそうで、

非常に切りにくいです(笑)

 

 

 

 

スマホや雑誌を見たい気持ちはわかりますが、

パーマやカラーの時にしっかり見て欲しいと思います😉

 

 

 

 

 

 

 

 

美容師だけが頑張っても、素敵なヘアスタイルにならない。

 

 

 

 

今回はカットされるときの姿勢のお話でしたが、

素敵なヘアスタイルになったり、キレイな髪になるには、

僕たち美容師だけが頑張ってもダメなんです。

 

 

お客さんであるみなさんにも協力して欲しい部分もありますし、

何より、

みなさんが「キレイになりたい」という気持ちがなければなりません。

 

 

 

その気持ちが「座り方」「姿勢」に表れてくると思いますので、

みなさんも意識してみてくださいね😉

 

 

 

 

 

 

 

これが一応「見本」です(笑)

 

 

 

 

 

 

※体の状態によってはちゃんと座ることが難しい方もいると思うので、

できる範囲で無理をしない程度にしてください。