みなさんこんにちは😃
最近「Facebook」を再開した、岡部です😁
このことについても、またブログで書いていこうと思うのでお楽しみに(?)
さて、
みなさんは、パーマやカラーを美容室でしてもらう時、
「薬をつける前にトリートメント付けますね〜」
って、毛先に何かを付けてもらったことはありますか?
「トリートメント」とは言わずに、
コラーゲン、ケラチン、栄養…なんて言われることもありますけどね😀
僕たち美容師の間では「前処理」って呼ぶんですが、
どういうものかと言うと、
パーマやカラーの薬でのダメージから守ったり、必要以上に薬が浸透したり反応しないようにするためのもの。
美容室によっては、
前処理を重視してしっかりやってくれたりします。
こう聞くと、
前処理をしっかりやってくれる美容室って、良い美容室なんだ〜!
って思いますよね…
[前処理をし過ぎると…]
何事も「やり過ぎ」はよくありませんが、
前処理もやり過ぎてしまうと、やはり悪いことが起こるんです。
先ほど言ったように、
ダメージから守ったり、必要以上に浸透や反応をさせないもの。
ですが、
これをやり過ぎてしまうと、
守り過ぎたり、薬が浸透しにくくなって、
染まりが悪くなったり、パーマがかからなくなったりする。
という悪いことが起こることがあります😂
しかもそれだけではなく、
美容師によっては、
前処理のし過ぎで染まり具合やかかり具合が悪くなってるのに、
しっかり染めたりパーマをかけるために、
薬のパワーを強くすることもあります!
みなさんも分かると思いますが、
ダメージから守るものを付けて、強い薬を使う。
という、「矛盾」が起こってしまってるんですよね…😅
だったら初めから「パワーの弱い薬」使ったほうがいい気がしますよね(笑)
だから必ずしも、
前処理が必要ってことも、前処理をしっかりやる美容室が良いということでもなかったりするんです。
ちなみにARCOでは、
前処理より「弱いパワーの薬」を使うことがほとんどです。
[前処理は、ダメージを治すものではない!]
前処理に限らず、
こういった「髪に良さそうな成分」「トリートメント」は、
ダメージから守ってくれることはあるかもしれませんが、
ダメージを「治す」「修復する」ものではありません!
しかも、
前処理で髪に付けたり浸透した成分は、
パーマやカラー後に薬を洗い流す時に、一緒に流れていきますから(笑)
その後にまた「トリートメント」付けるから、
結果、ツルツルのサラサラな手触りにはなりますけどね。(ただのコーティングですが)
美容師がゴリ押しするほど、
「前処理」ってそんな大したものでないと、僕は思います!