今日は美容業界の内部事情的なお話をするので、
一般のみなさんは、
「へぇ〜」っていう感覚で読んでください(笑)
独立の「タブー」
僕もそうでしたが、
自分のお店を持つ(独立)する前は、美容室にスタッフとして勤め、
美容師としての腕や人間性を磨くわけです。
そしてそれぞれのいろんなタイミングで独立をするわけですが、
おそらくどこのお店でも、
っていうお話をされると思います。
「お客さんを取る」というのは、
独立する美容師が現在の美容室で担当してるお客さんに、
独立先を教えたり、そっちに来てもらうように誘ったり、
お店の顧客情報から勝手に電話して宣伝したりするようなことです。
まあ中には、
それをある程度許してくれるオーナーもいらっしゃいますが、
オーナーからすれば、お客さんが減るわけですから面白くないですよね😅
まあそういう「タブー」はあるんですが、
独立する美容師も初めはお客さんも少なく不安ですから、
その「タブー」を犯してでもお客さんを集めようとする人は少なくありません。
僕も、一応当時のオーナーにはお許しを得て数人のお客さんに声をかけましたが、
許してくれたオーナーには今でも感謝してます。
どこの美容室に行くか決めるのは「お客さん」
とは言え、
独立前に声をかけたお客さんがみんなそっちに行くということはなく、
今まで行ってた美容室が気に入っていれば引き続きそこに通うと思うんです。
結局、
独立する美容師がお客さんに声をかけたって、
その美容室のオーナーがお客さんに声をかけることをダメって言ったって、
どこの美容室に行くかを決めるのは「お客さん」なんですよね!
だから独立する美容師とオーナーのやりとりって、
お客さんからすればあまり関係のないことだし、
勝手にやってって感じなのでは?(笑)
お客さんが良いと思うところを選ぶだけのことで、
美容室もお客さんに選ばれるだけのことですからね。
そこをワーワー文句を言ったり、師弟関係が崩れるのが業界の良くないところだと思います。
もちろんこの話も、お客さんやみなさんには関係のない話ですが(笑)