縮毛矯正は「アイロン」で力強く挟まないとクセが伸びない?

雨の日が多いからか、

縮毛矯正をするお客さんが多い、ここ最近…

 

 

 

 

ということで、今日も縮毛矯正のお話です😁

 

 

 

 

 

 

「もっと強く引っ張ってください」

 

 

 

ずいぶん前の話ですが、

初めてのお客さんが縮毛矯正を希望され、

薬を塗って流して、乾かしてアイロンで伸ばし始めたとき、

 

 

お客さん
もっと強く引っ張ってください。じゃないと伸びないので…

 

 

と言われたことがあります。

 

 

 

 

 

おそらく、それ以前に行ってた美容室で力一杯引っ張ってアイロンを入れらていたのか、

 

過去に縮毛矯正してもクセが伸びなかった経験があり、

伸び具合はアイロンの力次第だと思ってたのか…

 

 

 

 

まあ、そのように言われても僕は力一杯引っ張りませんでしたが、

それでもキレイにクセは伸びましたけどね(笑)

 

 

 

 

でも、僕が美容師になった当時は、

アイロンを強く握って力強く引っ張る方法で縮毛矯正をしていました。

 

連続で2人縮毛矯正した日には、

親指がちょっと痛かったり…

 

 

しかしいろいろ勉強していくうちに、

クセを伸ばすのは、アイロンで強く引っ張る「力」ではない。

ということに気づき、

 

今では指が痛くなることもないし、

引っ張ってた時よりも仕上がりは良いかもしれません。

 

 

 

むしろそんなアイロンのかけ方をすれば、

必要以上に傷んだり、

硬くてツンツンした不自然なストレートになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

服のシワを伸ばすのも「アイロン」

 

 

 

みなさんはアイロンで服のシワを伸ばす時、

力一杯押さえてシワを伸ばしますか?

 

 

そんなことしなくても、ちょっとしたコツでシワは伸ばせますよね?

 

 

  • スチームをかける
  • シワの部分をピンと張った状態でかける
  • 熱や押すスピードの調整

 

僕が思い浮かぶだけでもこれだけあります。

 

 

 

むしろ力一杯押さえてシワを伸ばそうとすると、

疲れるし、服も傷むし、シワを伸ばしたすぐ横がシワになったり…

 

 

 

 

縮毛矯正でクセを伸ばすのは、「アイロンの力」だけではありません!

最初につける薬(1液)でクセが伸びやすくしたり、

アイロンする前の乾かし方にもコツがあるし、

もちろんアイロンのかけ方も大事です。

最後の定着させる薬(2液)も、しっかりつけないとクセが戻りますので、

ここも意外に大事です。

 

 

 

 

アイロンだけが重要ではなく、

全ての行程がちゃんとできてるかどうかで、

縮毛矯正の仕上がりが決まります!