美容師、美容室は昔「パーマ屋さん」と呼ばれていたが…

みなさんこんにちは😃

 

 

 

 

昨日嬉しいことがあり、気分が良い岡部です☺

 

 

 

 

その嬉しいこととは…

 

 

 

 

 

このブログを見てくれたお客さんから、

「ARCO4周年」のお祝いのお菓子をいただきました🎉

 

 

心温まる優しさに感動しました!ありがとうございました😊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて…

 

 

 

ずいぶん昔ですが、

「美容室」が「パーマ屋さん」と呼ばれてた時代がありました。

 

 

今でも、ご年配の方は「パーマ屋さん」と言ったりします(笑)

 

 

 

それくらい、昔はパーマをかけるお客さんが多く、

美容師もパーマをする機会が多かったようです。

 

 

 

 

 

 

しかし今は?

 

 

 

 

「パーマ屋さん」と呼ばれるほど、パーマをたくさんしてる美容室、美容師は少なく、

 

むしろ、

「パーマが苦手な美容師」の方が多い😅

 

 

 

 

そうなってしまったのには、いろんな背景や理由があるです…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「パーマ屋さん」が「パーマが苦手」になった理由。

 

 

 

 

 

 

僕たち美容師から見たら、

パーマの薬も、パーマ も技術どんどん良くなっていますし、

 

昔のパーマの方が、ロッドを巻く本数も多くてめんどくさかったから、

だいぶ楽になってるはずなんです。

 

 

 

 

昔はこんな巻き方ばっかりで、 巻くだけでヘトヘト(笑)

 

 

 

しかし、

それだけ良くなってるはずなのに、

 

パーマをかけたいと思うお客さんは、昔より確実に減っています(需要がなくなってる)

 

 

 

 

 

 

 

 

スタイリングの変化。

 

 

 

 

なぜ昔はパーマをかける人が多かったかというと、

 

クリクリのパーマをドライヤーとブラシを使って「ブロー」で伸ばしながらスタイリングをしていたから。

 

言い換えれば、

 

昔はみんな「ブロー」をしてスタイリングをしていた。

 

 

 

 

しかし今は、

ブラシを使ってしっかりブローをする人なんてほとんどいません。

せいぜい「クルクルドライヤー」くらい。

 

 

だから、

 

昔のように、ブローをする前提でクリクリにかけても、

お家でスタイリングができなくて扱いづらくなるだけだし、

 

そんな手間のかかるヘアスタイルは求められていないようです。

 

 

 

 

昔はスタイリングするために「必要」でしたが、

今は手間がかかるから「不必要」となることが多いです。

 

 

 

 

 

 

ダメージ具合の変化。

 

 

 

こんだけ良いものが溢れてる今の時代ですが、

髪のダメージに関しては、

昔の方がそこまで深刻ではありませんでした。

 

今の方がダメージしてる髪の人が多く、ダメージに悩んでる人が多いということです。

 

 

 

その一番の理由は、

ヘアカラーをする人が増えたから。

 

 

 

 

ヘアカラーをするだけでも充分イメチェンできるし、

今はヘアカラーをしてるのが「当たり前」になっています。

 

白髪も手軽に染めれるし、パーマよりも「必要」と思われています。

 

 

それもあって、

もともと傷んでる状態に、さらにパーマをかけるということは、

 

ダメージも激しくなるし、

パーマの持ちも悪いし、

さらにお手入れが必要になるし、

ダメージが大きいことで扱いづらくなるし、

 

あまり良いことがないのかもしれません…💦

 

 

 

 

 

 

 

なりたいイメージ(ヘアカタログ)の変化。

 

 

 

このブログでも何度か言っていますが、

 

 

ヘアカタログのパーマスタイルは、ほとんど「コテ」で巻いてますから!!!

 

 

 

それを見たお客さん(一般の人)は、

パーマをかけたらこんなヘアスタイルになれる!

と思ってしまいます。

 

 

しかし、当然ヘアカタログと実際に仕上がりが一緒になるはずがないので、

 

パーマかけてもこんな感じにならない…

 

と、残念な結果になってしまいます。

 

 

 

さらに、

想像もしてなかった「乾かし方」「スタイリング」も関係してくるので、

余計に「お手入れが難しい」と思ってしまい、

パーマをかける人が減っていったんだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

だけど僕は「パーマが好きな美容師」

 

 

 

 

パーマが苦手な美容師が多い中、

僕は逆の方向に向かっています(笑)

 

 

 

当たり前なんですが、

「髪の毛を曲げる」ことは、

カットでも、カラーでもできない、唯一の技術です!

 

 

 

 

パーマのマイナスなイメージを払拭できたり、

お客さんに期待以上の仕上がりに喜んでもらうために、

 

僕はこれからも、昔の美容師のような「パーマ屋さん」でいようと思います😁

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしこんなことを書くと、

他店には真似できない画期的なパーマをしてくれる…

と思われることもあるのですが、

 

僕がするパーマは、

乾かすと少し緩くなるし、

乾かし方やスタイリングの仕方が大事になる「普通のパーマ」です。

 

 

 

そんな「普通のパーマ」を、ただキチンとしっかりやるだけ(笑)