みなさんこんにちは😃
甘いものも辛いものもイケる、岡部です😋
さて、
最近僕は、
あるお客さんに「ちょっと変わったパーマ」をするようになりました。
「コテ」を使って、ストレートにするのではなく「パーマ」をかける、
「コテパーマ」です!
え?コテでパーマがかけられるの?
と、ちょっと興味を持ってくれた方に、
今日はその「コテパーマ」についてお伝えしましょう!
昔からあった「コテパーマ」
もしかしたら知らない人の方が多いかもしれませんが、
コテパーマは最新のパーマでも、僕が考えたパーマでもなく、
ずーーーっと昔からありました😮
女性の方は初めて見ると思いますが、
床屋さんお得意(?)のパーマ「アイロンパーマ(アイパー)」
名前が違うだけで、やってることはだいたい一緒(笑)
「コテパーマ」も「アイロンパーマ」も、
「熱」を使って髪の毛に形を付けてかけていくパーマです!
「デジタルパーマ」にも似てる部分があります。
僕がなぜ「コテパーマ」をしたのか?
いつもさせてもらってるお客さんが前々回、
と、イメチェンの相談をしてくれました。
お客さん、なかなか思い切ったヘアスタイルにするんですね…
これだけ短いと「アイロンパーマ」しかできないだろうな…
了解しまし……………
あっ、「Perfume 」ののっちね💦
…………なんて、一人で妄想しながら(笑)
もちろん「Perfume」ののっちを目指すべく、
バッサリボブにカットしましたが、
毛先の「ワンカール」をどうしようか、迷ってしまいました。
「ワンカール」をパーマでやろうと思うと、結構難しいんです💦
お客さんにも、お家での乾かし方やスタイリングを相当頑張ってもらわないと、なかなかキレイなワンカールにはなりませんしね。
っていうか、
だいたいの「ワンカール」の写真は「コテ」で仕上げてますから(笑)
そのお客さんに、コテで毎日巻いてもらうか、
パーマをかけてスタイリングを頑張ってもらうか、
コテは普段から使わないので、やっぱりパーマかなぁと思ったんですが、
と、ひらめいたので、
お客さんに説明し、「コテパーマ」でさせてもらいました。
仕上がりはホントに内側にカールするくらいのワンカールですが、
乾かすと自然に内側にカールがつきやすいので、
そのお客さんも気に入ってくれました😊
それからここ何回か、そのお客さんは「コテパーマ」でかけています。
「コテパーマ」の特徴。
簡単に言うと「デジタルパーマ」と性質が似てて、
濡れてるときと乾かしたときの「かかり具合の差」が少ない。
普通のパーマは、
濡れてるときはしっかりかかってても、
乾かすと緩くなりますよね?
それがヘアスタイルによっては良い場合もあるんですが、
ワンカールのような「大きめのカール」には不向きなんです。
だからコテパーマの方が良かったりします😊
しかし、コテパーマにもデメリットはあります。
・「できる髪質」の範囲が狭い。
コテパーマができる髪質は、
硬くてハリのある、パーマがかかりにくいような太い髪。
髪が受けるダメージも大きいので、
カラーとかもしてない方が良いみたいです、
・美容師も半分「勘」が頼り。
普通のパーマみたいに、
この大きさの「ロッド」を巻けばこれくらいのウェーブやカールが出るという目安があまりないので、
「これくらいの形を付けたらこのくらいのカールがつくだろう」
という「勘」に頼るところもあります。
それもあって、ワンカールくらいのカールならできるけど、
ウェーブやゆるふわパーマは計算がしにくいからできないということもあります。
ということで、髪質やヘアスタイルによっては向き不向きが大きく変わるので、
基本的には初めてのお客さんに勧めることはしていません。
コテパーマは、
コテで仕上げたような「ワンカール」が、普通のパーマよりは少し簡単に再現できるパーマ
ということでオススメしています!