春になると、
「ヘアスタイル変えてみようかな〜」
「カラーをいつもより明るくしてみようかな〜」
って気分になりませんか?
僕も、久しぶりに染めてみようかな…なんて、考えてます😁
最近、「市販のカラーで毎回毛先まで白髪染め」をしてたお客さんから、
「今の毛先より明るくしたい!」
と相談されました。
おそらくですが、
「明るめに染まる白髪染め」を使えば、毛先が簡単に明るくなると思ってたようです。
見えづらいですが(笑)
白髪染め用のカラー剤も、数字が大きくなるにつれ、仕上がりが明るくなります。
だったら、
「9レベルか10レベルのカラー剤で染めれば良いじゃん」
って、今まで暗く染めてきた毛先をそれで染めると…
見本のようには、毛先が明るくならないんです…😥
理由は、
その見本は、「全く染めてない毛(新生毛)」を染めた時の仕上がりだから。
新しく伸びてきた根元とか、
初めて毛先まで染める場合はその見本の仕上がりに近づきますが、
黒染めをした毛先や、今まで暗めに白髪染めを繰り返した毛先というのは、
新生毛と色や明るさは似てても、ただ「人工の色素」が髪の中に入ってる状態。
全く別物なので、
染まり方が全然違うんですよね。
だから、市販の白髪染めで暗くなった毛先を明るくする場合、
「脱染剤」や「脱色剤」というものを使っていきます。
もちろん、ダメージは大きくなりますけど…
なのでみなさん、
毛先ダメージをできるだけ抑えたい時、気分によって明るさを変えるときがある場合は、
絶対に市販のカラー剤で染めず、相談してください!