僕は言いません!

先日見ていたテレビ番組で、面白い話をしていました。

 

 

病院に来る患者さんの言い分(クレーム)と、

お医者さんの言い分についてそれぞれ、

「好き(賛成)」か「嫌い(反対)」かを言う内容でした。

 

 

 

 

「100%治します」とは言わない。

 

 

というお医者さんの意見に対し、

 

 

患者さん
お医者さんなんだから、そこは治しますって言って欲しい。

 

という患者さんたちからの意見がありました。

 

 

 

確かに、精神的にも不安な状態の患者さんからしたら、

お医者さんのその「言葉」だけでも気持ちが楽になるかもしれませんね。

 

 

 

しかしお医者の言い分は、

 

お医者さん
そもそも治療に100%はない。

 

でした。

 

 

 

 

 

 

しかし「治るよう100%尽くします。」

 

 

そのあとのお医者のこの一言で、患者さんたちが納得しました。

 

お医者さん
私たちもホントは100%治しますって言いたいですが、現実は難しいこともあります。

ですが100%尽くすことはもちろんします。

 

 

 

 

95%治る病気もあれば、

30%の確率で治る病気もあります。

 

 

 

しかしどちらも、

治すためにお医者さんが尽くすのは「100%」(おそらく…)

 

 

ここは、美容師である僕も共感できるところでした。

 

 

 

 

 

 

 

お客さんのことをホントに想えば…

 

 

できること、できないこと、ここまでしかできない、ここまでならできる…

 

と、正直に伝えるべきです!

 

 

 

特にパーマの場合は、髪の状態によって難しい場合もあり、

「パーマがかかる確率」は変化します。

 

 

だから僕は、

 

「100%かかります」とは言いません!

 

「このくらいならかかるけど、これより大きいパーマになると難しいですね〜」

「今の毛先の状態ではきれいにかからないので、伸びてきて切って無くなってからかけましょう!」

 

と、提案することも多いです。

 

 

しかし、

 

提案したことに対しては100%尽くして施術します!

 

 

 

 

お客さんのことを想えば、

正直に伝え、全力を尽くすことが一番良いことだと思います。