僕が思った「お金」について。

今の20代の若者は、将来に向けて「貯金」をする人が多い!

という情報を、いろんなところから聞いたことがあると思います。

 

 

 

あっ、今日は髪の話ではありません(笑)

 

 

 

 

将来、まともに年金がもらえるかわからない…

日本の経済にも不安を抱いている…

まあ特に欲しいものもないし…

 

などの理由から、もらったお給料やボーナスを貯金してるようですね。

 

 

 

 

しかしそんな人たちは、

いつ、どんなときにその貯めてるお金を使うんでしょうか?

 

っていうか、ちゃんと使えるんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

お金は「使うもの」

 

 

 

そもそも、「お金」ってなんのためにあるんでしょうか?

 

 

自分の持ってる額を自慢するため?

通帳を眺めてニヤッとするため?

安心するため?

 

まあそれも人それぞれでしょうが…

 

 

 

お金は、物を買うときに必要なものですし、何かのサービスを受けるときにも必要です。

誰かに気持ちを伝えるときにも、包んだりしますよね。

 

 

 

そんな感じで、僕は、

 

お金は、自分や誰かのために「使うもの」

 

だと思います。

 

 

 

将来に備えたり、

家や車などの高額なものを買うために貯めることはすごく良いことですが、

どこかで使わなければ、

お金はただの紙切れです😅

 

 

 

お金を貯めるばっかりでは、あまり意味がないのでは?

 

 

 

 

 

お金の「使い方」を知らない。

 

 

どんなものにも「使い方」っていうのがあり、

それを知らないと使えませんし、

使うことで「使い方」を覚えていくものです。

 

 

僕たち美容師が持ってる「ハサミ」だって、

使い方を知らないと使えませんし、

時には失敗もしながら使うことで覚えてきました。

 

 

 

お金だって、使わなければ使い方を覚えることはできません。

 

だから貯金ばっかりしてる人たちは、

いざ使おうと思ったときにどう使っていいかわからないと思います。

 

 

 

時には使いすぎたり、

誰かを喜ばせるつもりが、逆に怒らせたり、

騙されて無くなったり…

 

そんな失敗をしながら少しずつ上手になっていって、

大事な時に上手に使える方がいいんじゃないでしょうか?

 

 

 

 

貯金も大事だけど、

ときにはパァーッと使ってみたり、

贅沢してみても良いんじゃない?

お金は「上手に使ってナンボ」だよ!

 

って言いたくなったので、ブログで書いてみました(笑)

 

 

 

 

 

 

こんな記事を書いたもう1つの理由。

 

 

 

先日来てくれたご年配のお客さんから、こんなお話を聞きました。

 

 

 

お客さんの知り合いの知り合いのことらしいのですが、

若い時からずっと貯金をして、異常な節約をして、

定年退職する頃にはとんでもない金額になってたそうです。

 

 

しかし、今まで使ってこなかったから、それをどう使って良いかわからないし、

逆に減ることが不安で今までと同じ節約生活のままだったそうです。

 

しかも、周りの人と今まで食事や飲みに行ったり、お出かけもほとんどしてこなったせいで、

その人の周りには友達もおらず、頼れる親戚も甥っ子しかいない…

 

 

そして去年亡くなったそうなんですが、

涙を流してくれた人は、ほとんどいなかったそうです。

 

 

 

 

 

貯金だけを頑張ってきたその人は、

ホントに「幸せ」だったんでしょうか?

 

 

 

どれだけお金を持ってるか?ということより、

どう使ったか?で、その人の「価値」を感じる。

 

そんなお話でした。