【縮毛矯正】ショートやボブの縮毛矯正が「自然なストレートヘア」になるための、アルコが考える「条件」とは?

こんちはー!

ショートやボブばっかり切ってる美容師、岡部ツカサです!

 

 

新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大に伴い、

このブログも「自粛」しておりましたが…

 

 

 

 

…あ、嘘です(≧∀≦)

 

 

むしろこういう時こそブログ書く時間がたっぷりあるというのに、

完全にサボっておりました(;・∀︎・)ァ・・ アハハ・・・ハハ・・・・

 

 

 

ということで、気を取り直して…( ・ㅂ・)و ̑̑

 

 

もうしばらく髪を結ばなくて良い!乾かすと綺麗にまとまる「ナチュラルストレートボブ」

 

今回のアルコゲスト、Tさん。

しっかり髪が伸びてしまったので、

最近は結ぶことしか出来なかったみたい( ・∇・)

 

 

もともと、うねるクセ(波状毛)とねじれて広がりやすいクセ(捻転毛)もあり、

その影響でまとまりにくくなってるのもあるので、

今回はカットと縮毛矯正をしていくことに。

 

 

 

 

ヘアスタイルは毎回、「お任せ」です(。-∀︎-)ニヒ♪︎

 

 

 

でも、アルコ常連のTさんは知っている…。

 

ヘアスタイルどうしたら良いのかわからないのに、とりあえずネットで髪型を探して必死に注文するより、

岡部ツカサに「お任せ」って丸投げするほうが、

お家でも扱いやすくて素敵なヘアスタイルにしてくれるということを…(*≧∀≦*)

 

 

 

 

なので今回も「お任せ」してみると…

 

 

 

 

 

やっぱり素敵なボブになった

d(≧︎▽︎≦︎*d)

 

 

 

髪質変わったんじゃね?ぐらいの変化っぷりに、

Tさんの気分もスッキリで、今回も大満足でした!!

 

 

 

縮毛矯正すると「毛先がツン」ってなるんです…。

 

 

今回させてもらった「縮毛矯正」についてのお話を少々…(いや、少々では終わらないだろうな笑笑)

 

 

もう一度見てもらいたいんですが、

 

カットと縮毛矯正をする前はこのように、

根元が伸びてクセが目立つようになってるのと同時に、

毛先の「ツン」とした硬い雰囲気も目立ってるように感じます。

 

 

この「毛先がツン現象」は、(←今 勝手に名付けた笑笑)

縮毛矯正で毛先まで真っ直ぐにし過ぎちゃった時だけじゃなく、

「根元の伸びた部分だけの縮毛矯正」をし続けることで徐々に出てきてしまう現象でもあります。

 

 

しばらくはずっと、

根元の伸びてきたクセを、毛先の縮毛矯正がかかってる部分と合わせるように縮毛矯正の「リタッチ」だけをしてたTさん。

 

それが積み重なり、以前根元だった部分が毛先になってきたことで、ストレートもだんだん「不自然」な感じに近づいていっていました。

 

 

毛先の「ツン」を解消するために「パーマ」をかけると…

 

 

「だったら毛先がツンってならないようにパーマとかかけたらいいんじゃない?」

って、お客さんの立場である方はきっと考えると思うんですが…

 

 

ツンとした毛先にパーマをかけて曲げるって、

超ーーーーーーむずかしーーーのよ(T∀︎T;)

 

 

過去にそれを美容室でお願いして毛先がバッサバサになって人もいるだろうし、

それで僕に相談しに来られた方も少なくないです。

 

 

 

パーマ等をかけて髪の毛を曲げたり形を変える時ってのは、

そのカールが重力に負けないぐらいのハリ・コシ(余力)が必要なんだけど、

地毛が持ってるハリ・コシってのは、与えるダメージとともにどんどん弱くなっていくんですよね。

 

 

だからブリーチした髪にはパーマがかかりにくいし、(かけても乾かしたらパーマが緩くなってパーマじゃなくなる(;゚∀゚︎))

縮毛矯正も髪へのダメージが大きい技術なので、その毛先にパーマとなると、難しさ鬼レベルなのです。(そろそろ節分ですね。ってどーでもいいか…)

 

 

 

だけど、今回Tさんは…

 

 

根元だけじゃなく、毛先にも縮毛矯正で使う薬を付けたりアイロンを使って、

毛先くるりん!とまではいかないけど、

手とドライヤーで乾かすだけで「ほんのり」と毛先が丸くまとまるような、柔らかさを感じる毛先の仕上がりに。d(≧︎▽︎≦︎*d)

 

 

この仕上がりを見たら「え?私も毛先をそうしてもらいたい!」って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、

 

すみません、この縮毛矯正は「どんな人」にもできるものじゃないんですΣ(゚Д゚;エーッ!

※ちょっと期待させてしまってたらごめんなさいm(_ _)m

 

 

・ヘアカラーやヘナなど、縮毛矯正以外のことをしていない

アルコで毎回毛先まで縮毛矯正をせず「縮毛矯正のリタッチ」をし続けて、毛先にほんのり曲げる「余力」が残ってる

・お家でしょっちゅう毛先にアイロンを当てたり、洗った後の自然乾燥など、毛先に負担がかかることをしていない

などなど…

 

いろんな「ほんのり曲げるための条件」が揃ってないと、アルコではこういった縮毛矯正はしていないんです。

 

 

そして、

何年もアルコに来ていただき、髪の状態も把握できてて、

お互いに信頼関係があってこそできることなんです。

 

 

 

「縮毛矯正したら毛先が不自然になった…」

「自然な丸みのあるストレートヘアになりたい」

と思ってこのブログを見つけてくれた方からしたら、

期待はずれの記事だったかもしれないけど、

 

アルコでは縮毛矯正を、「くせ毛を真っ直ぐにするもの」ではなく、

「出来るだけ自然なストレートヘアに近づける」というところを大事にしています。

 

そのために、

毎回毛先まで縮毛矯正をすることはせず、伸びてきた根元のクセを目立たなくする「リタッチ」や、

たまーに毛先をほんのり曲げるようなこともしています。

(※縮毛矯正をした毛先にパーマはしません!)

 

 

特にショートやボブの場合は、

真っ直ぐにし過ぎちゃうとまとまらないからね(。-∀︎-)ニヒ♪︎

 

 

 

…ってことで、結局話が長くなっちゃいましたが笑笑

 

 

素敵なボブになったTさん、

これからしばらくは髪を結ばず、素敵なヘアスタイルで快適に過ごしてくださいね!

 

 

また、待ってます╰(*´︶`*)╯

 

 

 

ヘアスタイル写真の撮影・掲載について
施術内容や仕上がりによって、写真の撮影・掲載をお願いすることがあります。
撮影は強制ではありませんので、苦手な方は遠慮なく断ってくださいね。(正面以外は撮影OK!も大歓迎です♪)
※写真は、ヘアスタイルの提案、お悩み解決の参考資料として、お客さんから許可を得て使わせていただいております。