ヘアカラーをして、1ヶ月経つと明るくなってしまうこと(退色)は仕方がないことです!
しかし、「退色」がなるべく目立たないようにしたり、極端に明るくならないようにすることは、ある程度可能です。
今日はARCOでお客さんに提案している「対策」をお話しします😁
「ナチュラル系」の色に染める。
どんなに「アッシュ」「マッド」などのキレイな色に染めても、
月日が経てばその色素が落ち、

このような「ナチュラル系」に近づいてしまいます。
だったら初めから「ナチュラル系」にしてた方が、月日が経った時の「変化」がまだ少ないんじゃないか?
ARCOでは、お客さんの希望の色や似合う色の提案もしますが、
退色した時の変化の少なさを考え、
「ナチュラル系」をオススメすることも多いです!
特に毛先のダメージをできるだけ抑えたい場合は、
なるべく毛先を染めなくていいよう、
色味が自然な「ナチュラル」で「リタッチ」を繰り返します。
希望の明るさより暗めにする。
どうせ明るくなるんだから、少し暗めに染めておいて、退色したら希望の明るさになるように計算して染めたら良いんじゃないか?
っていう「退色した時にちょうど良くなる」染め方です😁
なので、お客さんの希望の明るさや色に染めるのではなく、
こちらが色や明るさを設定します。
そうなると「ヘアカラーを楽しむ」ことは難しいかもしれませんが…
「白髪染め用のカラー剤」で、明るくなった毛先を暗くする。
白髪染め用のカラー剤は、「人工の色素」がとても多く、明るくしたりいろんな色にできる「ファッションカラーのカラー剤」とは少し成分が違います。
そちらの方が比較的、退色は少ないです。
(あくまで比較した場合の話ですし、白髪染め用のカラー剤でも仕上がりの色や明るさによって差はあります)
しかし、
黒くしすぎちゃうと、
暗いのに飽きて今度は明るくしたいという場合は難しくなるので、
それを覚悟してもらわないといけません。
よくあるのが、
就活の時に白髪染め用カラーで黒染めした大学生が、
就活が終わってまた明るくしたいと思った時に明るくできない。
それほど、白髪染めは残りやすいことが多いです。
普段のお家でのお手入れや生活習慣を見直す。
今回の退色の悩みを言ってくださったお客さんは、
お家で「コテ」を使ってセットをします。
コテでの「熱のダメージ」は、退色早める原因になります!
他には、
- 洗浄力の強いシャンプー剤でゴシゴシ洗う(市販のものに多い)
- ドライヤーのかけすぎ(コレも熱によるダメージ)
- 濡れたままで長時間過ごす(濡れた状態はダメージに繋がる)
- 紫外線に当たりっぱなし
- 塩素のプールや海水に浸かる
などなど…
普段の生活で与えてる「ダメージ」によって、色素が出ていきやすくなり、退色しやすい状態になってしまうんです。
多少しょうがないこともありますが、
- 基本的な「シャンプー&トリートメント」でのお手入れをキチンとする
- 紫外線対策をする
- コテ、ドライヤーは適度に使い、濡れたままの状態にしない
ヘアカラーをした髪は意外にダメージを受けてデリケートなので、お家でも髪に気を使ってあげてくださいね!
そして、もっとも効果的な方法は…

僕のように、染めない(笑)
すみません、冗談です…😅
退色の原因も人それぞれ、
対策も人それぞれありますので、
ARCOではその人にとって一番いい方法を提案しています😁
気になる方はご相談くださいね!