ARCOで、ブラシで引っ張って「ブロー」をしない理由。

先日2回目のお客さんから、

 

お客さん
前回、ブラシで引っ張ってブローせずに仕上げてもらえたのが初めて嬉しかったです!

 

 

 

というありがたいお言葉をいただきました。

 

 

ブローで引っ張って仕上げないのは、ARCOではもう「当たり前」なんですが、

 

初めてのお客さんにとってはそうじゃなかったり、

それで喜んでもらえることも多いです。

 

 

 

岡部
そうなんですよ!ウチは仕上げの時にブラシで引っ張りながらブローして仕上げないんです。お客さんたちがおウチで、ドライヤーと手で乾かすのと、あえて同じように乾かしてるんです。

 

 

と、僕の「こだわり」をしっかり伝えました😁

 

 

 

 

 

大事にしたいのは「おウチでも再現できる」こと。

 

 

 

「美容室ではブローでキレイに仕上げてくれるけど、おウチではそこまでできないよね…」

 

と、昔お客さんから言われたことがありました。

 

 

 

僕たち美容師は、

お客さんが「美容室に来てくれた日」しか、キレイに仕上げることはできません!

 

 

だから、それ以外の日はお客さんが自分のヘアスタイルをキレイに仕上げないといけません。

 

 

 

 

そもそも…

 

 

このブラシがおウチに無かったり…😅

 

 

 

ブラシを持っていても、僕たち美容師がするようにおウチでするのは難しいので、お客さんがおウチでおそらくしない「ブロー」でキレイに仕上げてしまったら、

「美容室に行った日」と「それ以外の日」は、仕上がり方が違うはずですよね。

 

 

時にはブローでキレイに仕上げることも大事なんですが、

毎回ブローでキレイに仕上げるということは、

ブローしないと、このヘアスタイルにならない。

ということにもなると思います。

 

 

 

 

だからあえて「ブロー」をしない。

 

ブローをすればたしかに、

カットしたヘアスタイルをよりよく見せることができます。

 

 

120%ぐらいの仕上がりになるイメージ(笑)

 

 

しかし、

 

「美容室に行った日だけ120%」のヘアスタイルに、僕はやりがいも魅力も感じません。

 

 

それよりは、

 

「美容室に行った日も、明日からも同じくらいの仕上がり」のヘアスタイルにしたいんです。

 

だからブローをぜず95%の仕上がりになっても、

おウチでも95%の仕上がりならそれが良いと思います。

 

 

 

 

 

先日来てくれたそのお客さんも、

美容室での仕上がりとお家での仕上がりの差に疑問を持っていたそうです。

 

なので今回もブラシで引っ張ってブローはせず、

ドライヤーと手で仕上げ、

乾かし方などのアドバイスもしました。

 

 

 

明日からも素敵なヘアスタイルに仕上げてくださいね!

 

という気持ちでいつも仕上げをしています。