こんちはー!
福岡市東区の千早、香椎の近く、若宮でボブとショートヘアなどの短いヘアスタイルばっかり切ってる美容師、
「ショート&ボブクリエイター」の岡部ツカサです。
前回のブログ記事でちょっと触れた、「梳き過ぎ」問題。
※前回のブログ記事はこちら↓↓↓
暑かったのでバッサリカット。子どもっぽくならない秘訣満載の「大人ショート」
髪の量が多くて、それで暑く感じて、涼しさを求めたり快適に過ごしたいという思いから、
特に夏の時期は「たくさん梳いて!」というオーダーがあちこちの美容室で多くなるみたいです。
(アルコでも多少はありますが、お任せしてくださる方が多いのでその辺もお任せいただいてます)
まあ夏の暑い時期に限らず、
髪の量が多くて悩んでる方や、ボリュームが出やすい方、軽い雰囲気の髪型になりたい方は、
それを叶えるために「梳く」という切り方をオーダーされますし、
梳くことでいいこともいっぱいあるんですが…
ただ、今日(こんにち)も
「梳き過ぎ」という事故は起こってて、
それで困ったり悲しい思いをされてる方も多いんですよね…(T∀︎T;)
このブログの過去の記事にも「梳き過ぎ」に関するものはたーくさあるんですが、
今回は改めて「梳く」「梳き過ぎ」というお話をしていきます。
「梳き過ぎ」で悲しい思いをする人を出さないように…
僕のYouTubeのチャンネルで、
このような動画を配信しました。(見てない人は見てね!)
マネキンを使って、
梳き過ぎとはどういう状態か?梳き過ぎるとどんな不具合が起きるのか?
僕なりの考えや想いで伝えさせていただきました。
それがありがたいことに多くの方に見ていただき、
たくさんコメントもいただいてるんですが…
そのコメントのほとんどが、
「美容室で美容師さんに必要以上に髪を梳かれて悲しい思いをされた方」からでした。
梳かれ過ぎた方からのコメントから「梳き過ぎ」を考える。
その方たちからのコメントを元に、
動画を撮って、
撮りながら僕自身も改めて「梳く」「梳き過ぎ」について考えました。
梳き過ぎの原因って、
もちろん理美容師さんの知識や考え方にはなってくるんですが、
最近はどうもそれだけじゃなく、
「今の流行りのヘアスタイル」「SNSやネットの写真」にも問題あると僕は思うんです。
軽さ、柔らかさ、透け感、
特にショートヘアはそれが絶対条件みたいになってますが、
そのために「梳きバサミ」が多用されたり、
髪の長さの長短をしっかりつける切り方が必要になってます。
だからより一層、梳きバサミの使い方やハサミでの梳き方、軽さを出すための切り方が大事になってきますが、
時にそこを求め過ぎたりやり過ぎてしまって、すんごく梳いてたり、はちゃめちゃに梳いてるヘアスタイルを見ることもあったり…
ただそれでもきれいに見えるのは、
「ヘアアイロン」を使うからなんです。
「ヘアアイロン」を使えば、毛先をきれいに整えたり丸みを付けたりしてまとめていくことはできて、それも時には必要なんですが、
言い換えると、
たくさん梳いて少々まとまらなくなっても「ヘアアイロン」があるからまとまっちゃうし、梳き過ぎてパサパサに見える毛先も「ヘアアイロン」できれいにツヤを出すことができます。
さらには、
美容室では美容師さんがプロのアイロンテクニックやスタイリングテクニックでめっちゃきれいに仕上げてくれますが、
お家でそれを次の日からお客さん自身ができるか…っていうと、みんながみんなそうじゃなくて、
次の日にスタイリングしようと思ったら予想以上に梳かれ過ぎてた、
なんてことも実際あるんですよね(T∀︎T;)
…とは言いつつもアルコでも最近ヘアアイロンを使って仕上げることも少なくないのですが、
お客さんがお家で自分でできる程度しかしなかったり、
アイロンやスタイリング剤の使い方はしっかりお伝えしております。
(もちろん、梳き過ぎないようにカットしています)
…と、このブログ記事でも思いの丈を綴っておりますが、
おそらくもっともっと長くなっちゃうので笑笑
良かったらYouTubeで見たり聞いたりしてもらえたらと思います(≧∀≦)
ただ、コレだけは言わせて!!
梳き過ぎで悲しい思いをした時や、ヘアスタイルが気に入らなかった時、
髪を切ってくれた美容師さんを恨みたくなることもあるかもしれないし、
知り合いにその思いを聞いてもらったり、クチコミで書くってこともあるかもしれません。
ただ、僕を含めたどの理美容師さんも、
目の前のお客さんを悲しませようと思ってそうしたわけではないと思うし、
そんな理美容師さんはきっといないです。
僕も過去にはお客さんに悲しい思いをさせてしまったこともあるし、
やっぱり悲しい思いをさせた理美容師さんが悪いんですが、
どの理美容師さんも気持ちをはしっかり持ってることだけは、忘れないで欲しいです(*´꒳`*)
今回のブログ記事やYouTubeが、
どこまでの方々に届くかわかりませんが、
悲しい思いをする人が少なくなるキッカケになったらいいですね。