【刈り上げないツーブロックショート】素敵で扱いやすいショートにしたいなら「ツーブロック」を取り入れてみたら?

こんちはー!

福岡市東区の千早・香椎の近く、若宮でボブとショートヘアばっかり切ってる美容師、

「ショート&ボブクリエイター」の岡部ツカサです。

 

 

 

老若男女問わず、

見かけることが多くなったり、僕もお客さんに提案することが多くなった「ツーブロック」

 

 

上と下で長さや雰囲気を大きく変えて、

スッキリと清潔感を出したり、メリハリをつけたり、時には少し個性的なヘアスタイルにしたりっていう、

「デザイン的な要素」でも提案することもありますが、

 

 

髪の量が多いことや膨らみやすいという悩みを一気に解決できたり、

襟足の生えグセやハネやすいクセをカバーする、

「機能的な要素」でも提案することも意外と少なくないんですよね。

 

 

日本人(東洋人)は西洋人と比べて、

 

後頭部が少し平坦(ゼッペキ)だったり、

ハチ(頭頂部の端のちょっと出っ張ってる部分)が張ってたり角張ってたりする特徴があるから、

 

その形をキレイに(西洋人に寄せる)見せようと思ったら、

髪の重なり具合やヘアスタイルのシルエットで、平坦な部分を立体的に見せたり、出っ張ってる部分を目立たなくしたりと、

「髪やヘアスタイルで凹凸を作っていく」ことが大事になってきます。(頭の骨の形は変えられないからね笑笑)

 

そのためにブローをしたりヘアアイロンで「スタイリングでキレイな形にする」こともあるけど、

ツーブロックという切り方や考え方を使って「カットでキレイな形にする」ことも1つの方法なんですよね。

 

 

ツーブロックは「奇抜」?「特殊」?あなたのイメージは?

 

僕からしたら「良いこといっぱい」のツーブロックなんだけど、

やはりまだまだ、「おしゃれ上級者」「特殊」「奇抜」なヘアスタイルや切り方っていうイメージもあったり、

そのイメージから学校や会社によっては「ツーブロック禁止」ってところもあるみたいですね(;゚∀゚︎)

 

まあそこに関しては、学校や会社が「ツーブロックを禁止にする理由」を明確にして生徒や社員を納得させればいいんじゃないかと思うんですが、

学校側も会社側(会社の偉い方)ももしかしたら、「なんとなく」とか、「昔のヤンキーのイメージ」でそうしてる部分も少なからずあるんじゃないかな(≧∀≦)

 

 

もちろんツーブロックの切り方や考え方を使って「おしゃれ上級者」「奇抜」「特殊」なヘアスタイルにすることも可能だけど、

それはツーブロックじゃなくてもできることではあるし、

結局はヘアスタイルが素敵になってその人の印象がより良くなったり、それで学校や会社の印象も良くなればどんな切り方でも構わないんじゃないかと僕は思いますね。

 

 

 

 

…っと、こういった話はこの辺にして本題に戻ろ 笑笑

 

 

今回は「刈り上げないツーブロック」で扱いやすいヘアスタイルでおしゃれに♪

 

「ツーブロック=刈り上げる」みたいなイメージが一般的にはまだまだきっとあって、

「刈り上げないツーブロック」なんて書くと「えっ?」って思う人もいるかもしれないけど、

 

「ツーブロックは刈り上げないといけない」なんてルールはどこにもないし、

上と下で長さが違う(美容師的に言うと、カットのラインが繋がってない)ならそれはもうツーブロックと呼んでもホントは良いんですよね。

 

 

っていうか「刈り上げ」も、

どのくらい短かったら刈り上げと言うか、これ以上長かったら刈り上げと言えないとか、明確な定義があるわけでもなく、

理美容師が「刈り上げ」っていう切り方で切った場合や、バリカンで刈るように切った場合やその仕上がりを「刈り上げ」って呼ぶことがあったりと、

実は曖昧なのである笑笑

 

 

 

それを踏まえて、アルコのお客さんの施術例を紹介(*^^*)

 

 

before

 

大きくうねる髪のクセがあり、

耳周りや襟足は伸びてくるとまとまりにくくなってしまいやすいのですが、

見方を変えれば、特に半分から上の方は、ふわっと柔らかい雰囲気になりやすく、アイロンで軽く曲げた雰囲気になりやすい素敵な髪質でもあります。

 

 

その両方の特徴を踏まえながら素敵なヘアスタイルにするには、

やっぱり「ツーブロック」っしょ!

 

 

…ってことで、

毎回「スッキリで扱いやすくておしゃれなヘアスタイルでおまかせ!」で、ツーブロックにしながら素敵なヘアスタイルにさせてもらってるお客さんです。(最初の写真もこちらのお客さんです笑)

 

 

ただ今回は、

ツーブロックをいつもよりナチュラルにして「冬」という季節に合わせていこうかなぁってところで、

いつも刈り上げてる半分から下を刈り上げず、でも刈り上げた感じに近いぐらいのスッキリした感じにしていきます。

 

 

after

 

 

オシャレでスッキリなショートヘアにチェンジd(≧︎▽︎≦︎*d)

 

 

耳周りの膨らみ、毛先がまとまりにくかった襟足もスッキリ解消して、

上がふわっと柔らかい雰囲気になってキレイなバランスになりました。

 

 

 

あ、「コレ刈り上げじゃね?」って思った人もいるかもしれないけど、

さっきも書いた「刈り上げかどうかの境界線は意外と曖昧」ってことでご愛情を笑笑

(刈り上げならもっと短くて肌がうっすら透ける感じになります)

 

 

 

比べてみると、頭の形も全然違って見えますね。(頭の骨の形は変えてません笑笑)

 

スタイリングも、

お客さんがお家でご自分で髪を乾かすのとおんなじように、ドライヤーでぶわーっと乾かした後、

ヘアワックスを半分から上の方に付けて整えただけ。

 

耳周りも膨らまないし、襟足も跳ねることはないから、

スタイリングは半分から上の方に集中するだけです(≧∀≦)

 

 

カット以外の「おしゃれポイント」

 

今回も記事の内容とちょっと逸れるんだけど、

最近「前髪付近の白い毛」が気になってきたお客さん。

 

 

「白い毛」はやっぱり目立たなくしたいところなので…

 

 

 

こんな感じになっていただきました(。-∀︎-)ニヒ♪︎

 

 

一般的に「ヘアカラーで白い毛を目立たなくする」となると、白い毛がしっかり染まる、いわゆる「白髪染め」をすると思うけど、

それって言い換えると「白い毛を地毛の色(黒髪)に似てる色や明るさにして目立たなくする」ことなんですよね。

 

 

今回、前髪の方にさせてもらったのはその逆。

 

 

「地毛(黒髪)を白い毛に似てる色や明るさにする」ことで白い毛を目立たなくすることもできるし、

 

おまけに顔まわりが明るい印象になったり、軽くて柔らかい雰囲気の前髪に見えやすくなり、

インスタでもよく見る超絶おしゃれなカラー「フェイスフレーミング」みたいになっちゃうんです(^-^)

(カラー剤も、白髪染め用のカラー剤は一切使ってません)

 

もちろん、白髪染め用のカラー剤で白い毛をしっかり染めるのも良いんだけど、

「白髪が出始めたけど白髪染めすべきか?」と迷ってたり悩んだりしてたら、いきなり白髪染め用のカラー剤を使う前に、こういった白髪カバーもアリです!

 

 

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「ツーブロック」「ショートヘア」に興味がある方へ。

 

 

今回は「ツーブロック」に焦点を当てた内容になりましたが、

素敵なショートヘアになるために「ツーブロック」の切り方や考え方を取り入れることによって、

「おしゃれや扱いやすさやの幅」が大きく広がります。

 

決して「奇抜」「特殊」「おしゃれ上級者」だけのものじゃなくてね。

 

 

アルコでは、お客さんからツーブロックを希望されることももちろんあるけど、

髪やヘアスタイルのお悩み、お客さんがどんな自分になりたいか?によっては僕の方から提案させてもらうこともあるし、

それをきっかけにご自身の見た目やお家での髪の扱いやすさが劇的に変わったお客さんもいらっしゃいます。

 

 

・いつも同じようなヘアスタイルになってしまう、もっとおしゃれなヘアスタイルになりたい

・後頭部がペタンとなる、横が膨らみやすいのが気になる

・髪の量が多く、いつもたくさん梳(す)いてもらってるけどなんかスッキリならない

 

もしそのように悩んでたり、そうなりたいと思ってるなら、

ツーブロックが解決してくれたり叶えてくれるかも?

 

 

 

 

お気軽にご相談くださいね(*^^*)

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