春は「パーマ」でヘアスタイルも気分もチェンジ!パーマに興味があったり気になってたら読んでみてください。

こんちはー!

福岡市東区の千早・香椎の近く、若宮でボブとショートヘアばっかり切ってる美容師、

「ショート&ボブクリエイター」の岡部ツカサです。

 

 

 

春になったと思いきや、まだまだ肌寒くも感じるこの頃ですが、

 

最近アルコでは、

初めての方からの問い合わせやご予約が通常より多くなってきたり、

お客さんから、ちょっとヘアチェンジしようかなぁ〜とご相談いただいたりと、

「春」や「季節の変わり目」を感じることが多くなってきました(o^^o)

 

 

「ヘアチェンジ」って言ってもいろいろあるわけで。

 

そんな「ヘアチェンジ」についてまずはいろいろ語ろうと思うんですが(。-∀︎-)ニヒ♪︎

 

 

「ヘアチェンジ」って聞くと、

ヘアスタイルや長さを大幅に変えるってイメージを持ってる人もきっといると思う。

 

 

「春に向けてヘアチェンジしませんか〜?」なんて美容師さんからお誘い(提案)があった日には、

「いやいや…そんな(大幅に変える)つもりもないし…心の準備が…」なんて思っちゃったりするかもしれないけど(≧∀≦)

 

 

決して長さやヘアスタイルを大幅に変えることだけが「ヘアチェンジ」ってわけでもなく、

ちょっとした変化や部分的に少し変えるだけでも、僕は立派な「ヘアチェンジ」だと思うんですよね。

 

 

例えば…

 

全体的、または部分的に髪の色や明るさを変える。

 

みなさんもきっとご存知の通り、

「髪の色や明るさ」って、ヘアスタイルやその人の印象にも大きく影響してくる大事な要素。

 

 

髪の色が暗くて濃い感じだと、髪やヘアスタイルが重たく見えたり、クールな印象に見られやすいし、

逆に髪の色が明るく透き通った感じだと、髪やヘアスタイルが軽く見えたり、柔らかい印象に見られやすいです。

 

 

決して暗い方がいいとか明るい方がいいとかじゃなく、それぞれ特徴や良さがあるので、

自分がどうなりたいか?周りの人にどういう印象を与えたいか?で選んでもいいし、

肌の色や目の色、普段着てる服のテイストに合わせて髪の色や明るさを選んだり変えるのもいいですよね(*^▽^*)

 

 

それを踏まえると冬から春に変わるこの時期は、

服のテイストや、「春」の一般的なイメージから、

「普段よりちょっと明るくしてみたい」「軽く柔らかく見えるようなカラー」を希望されたり好まれるお客さんが多いです♪

 

 

ただ、ライフスタイル的に全体的に髪の色をガラッと変えることが難しかったり、

髪の状態によってはヘアカラーのチェンジが難しい場合もありますが、

 

部分的に細くて明るい毛束を作って明るさと立体感を出す「ハイライト」や、

 

顔まわりやもみあげの毛だけを他より明るくしたり違う色に染める「フェイスフレーミング」「インナーカラー」っていう方法を使ってほんの少し変えるってのもアリです。

(ハイライトもフェイスフレーミングも、白髪カバー効果も期待できます♪)

 

 

スタイリング剤を変える。

 

コレ、意外と盲点だったりするんですが、

どんな道具やスタイリング剤を使ってスタイリングするか?でヘアスタイルの雰囲気って結構変わるんです。

 

 

過去に書いたブログ記事ですが、

↓↓↓

パーマには「ムース」?「ワックス」?

ムースでスタイリングした場合(右)と、ワックスでスタイリングした場合(左)とではこんなに違ったりします。

 

 

あと最近では「スタイリングオイル」でサラッとツヤを出したスタイリングも人気だし、

スプレーを使ってふんわり軽やかなスタイリングもいいですね♪

 

 

まあ、カットの仕方やパーマのかけ方によって「このスタイリング剤が適してる」「このスタイリング剤じゃない方が良い」っていう場合もあるけど、

季節やその日の気分によってスタイリング剤を変えて、多少雰囲気を変えるのもいいと思います。

 

 

カールやウェーブを付けて髪の形を変える。

 

 

…と、ようやく今回の記事の本題に入るんですが(*≧︎∀︎≦︎)∩︎〃ウヒャヒャ!!!!!

 

長さやヘアスタイルを大きく変えなくても、

毛先にカールやウェーブがあるのとないのとでは雰囲気もガラッと変わるし、場合によっては全く別物のヘアスタイルに見えたりします。

 

毛先にカールやウェーブを付けるとなると、「パーマ」と「ヘアアイロン」が頭に浮かんでくると思いますが、

それぞれの特徴や良さがあるので、

それを交えながら、今回もブログゲストさんのヘアチェンジっぷりをご覧ください。

 

 

パーマでふんわり可愛いショートに大変身!

 

いつもスッキリ可愛いショートにカットさせてもらってるお客さんですが、

「今回はパーマに挑戦してみようかな〜♪」

と、髪の気分もチェンジしたいご希望を伝えてくれました。

 

 

そのほかの部分は、アルコのお客さんでは定番の「お任せ!」ということで、

勝手に可愛くしちゃいます(≧∀≦)

 

before

 

前回のヘアスタイルがまあるいシルエットの「マッシュ風ショート」だったので、

そこから伸びてボブっぽくなっちゃてます。

 

前回、もう少し襟足や耳周りをスッキリ切っても良かったかな〜と、beforeの状態を見ながら少し反省もしつつ、

今回はそれを踏まえてしっかりスッキリとしたショートにしようと。

 

そして、髪質が割とストレートに近く、トップがペタンとしやすいので、

そこを「パーマ」で解消して、ショートがもっと可愛くなるようにしていきます。

 

 

髪の状態的には「パーマ可能!」

 

アルコではお客さんがパーマを希望されてご来店いただいても、

髪の状態やお家でのお手入れやスタイリング方法によっては「パーマをしない」という判断し、

場合によってはお家でヘアアイロンを使ってカールやウェーブを付けることをオススメすることがあります。

 

 

ヘアカラーやパーマって、人間の都合に合わせて髪の色や形を変えていくわけで、

どちらもそれなりに「負担」がかかるんですよね。

 

そして、

その負担に耐えられるだけの「余力」が髪に残ってないと、パーマやカラーはうまくいかないんです!

 

例えば、

ブリーチや縮毛矯正などの髪への負担が特に大きい施術を繰り返したり、セルフカラー、毎日アイロンを使う、自然乾燥など、ご自身で日々髪に大きな負担をかけ続けると、

髪が本来持ってる「負担に耐える力」がどんどん弱くなってしまって、パサパサしたり引っかかりやすくなったり、濡らすとテロンテロンになったりと、傷みがどんどん激しくなります。

 

そんな状態に「パーマ」をかけるとなると、

パーマの負担に耐えられるだけの力が残ってなかったり、僕たち美容師がパーマをかける時の「難易度」が高くなってしまい、

・かかりすぎてチリチリになった

・ほとんどかかってない(乾かすとパーマがダラん…となる)

っていう結果になる可能性が大きくあるんですよね。

 

 

そんな状態でリスクを抱えながらパーマをするより、

お家でご自身でヘアアイロンやカーラーを使ってカールやウェーブを付けた方が、かえって可愛く仕上がって良かったりする( ̄∀ ̄)

(毎日時間がかかったり、頻繁にやればダメージは受けますけど)

 

髪の状態や負担を考えながら可愛く素敵なヘアスタイルになるために、

パーマをかけた方がよければかけるし、かけないほうがよければアイロンを使ってもらうって感じで提案させてもらってます。

 

 

今回のお客さんは、

いつもアルコでヘアカラーをしててダメージ的にはパーマもいけるだろうってのと、

お家でワックスでスタイリングする習慣もあるので、パーマをかけた後も引き続きそれをやってもらうということで、

「パーマ可能」です*ˊᵕˋ)੭

 

 

after

 

そんなこんなで仕上がりは…

 

 

 

ふわっとスッキリで可愛いーーーd(≧︎▽︎≦︎*d)

 

 

 

ドライヤーでぶわーっと乾かした後、

ワックスを全体に付けてトップ(上)の方を握りながらスタイリングするだけ!

 

パーマが、ふんわりボリュームを出したり毛先に動きが出て軽やかに感じるためのスタイリングの「手助け」になって、

比較的簡単なスタイリングで可愛く仕上がるショートに大変身です(*^^*)

 

 

今回のお客さんの可愛く素敵になっていく様子は、

動画でも是非ご覧くださいね!(チャンネル登録もよろしく!)

 

パーマでヘアチェンジしたい!と思った方に伝えたいこと。

 

この記事を読んで「パーマをかけてヘアチェンジしたい!」と思ってもらえたら大変嬉しいのですが、

 

パーマをかける前に「知っておいてほしいこと」がいくつかありますので、

最後にそれをお伝えします。

 

 

 

あ…、既にパーマをかけてる人も参考にしてね〜(。-∀︎-)ニヒ♪︎

 

 

パーマは「髪に都合よくクセを付けていく行為」

 

簡単に言ってしまえばパーマってこういうもん笑笑

俗に言う「くせ毛の人」のような髪質や状態に似てくるので、ある意味その日から急に髪質変わっちゃうって感じです( ̄∇ ̄)

 

だからお家での扱い方やスタイリング方法も、「クセをつける前」と「クセをつけた後」ではガラッと変わります。

なのでお家での扱い方やスタイリングは必ず担当の理美容師さんに聞いてくださいね!(アルコではパーマをかけた後に仕上げながらしっかりアドバイスさせていただいてます)

 

 

朝起きて何もしなければ「ただのくせ毛」だし、キチンとスタイリングしたりキチンとした扱い方をすれば「パーマ」になるわけで、

決して「パーマをかけてもらって終わり」じゃなく、「パーマをかけてもらってからが都合良くつけてもらったクセを活かすことの始まり」なのです。

 

 

スタイリング剤は「必須」です!

 

「朝から髪を濡らしたり乾かしたり、スタイリング剤をつけるとかめんどくさいし〜」って思う人は、

パーマはかけない方がいいし、パーマをかけずにご自身の髪質や状態に合わせたヘアスタイルにしてもらうことをオススメします(≧∀≦)

 

 

さっきの話と被りますが、

せっかく高いお金払ってパーマかけてもらっても次の日からスタイリングを何もしないんなら、美容室でしてもらった可愛く素敵なパーマスタイルになることはないのでマジでもったいないです。(オマケに何もしなかったら毛先まとまらないし…)

 

美容室では僕たち美容師が可愛く仕上がげることができますが、次の日からヘアスタイルを可愛くするのは「お客さん自身」

 

「次の日からは自分でキチンとスタイリングするんだー!」って気持ちはぜひ持っておいてください。

(パーマじゃなくてもこの気持ちは持っておいてほしい笑笑)

 

※僕がお客さんにお伝えしてる「パーマの簡単スタイリング方法」(ショートヘア編)の動画も、よかったら参考にしてみてください。

↓↓↓

 

 

インスタでよく見る「ワンカール」「外ハネ」「ハイトーンカラーでゆるふわ」にしたいなら、パーマは難しいかも…

 

今や「インスタ」「ネット」にたーくさん可愛いヘアスタイルが載ってるから、それを見てパーマをかけたいと思う人もいるだろうけど…

 

インスタでよく見るような「ワンカール」「ゆるふわ」の多くは、パーマじゃなく「ヘアアイロン」だったりしますΣ(゚Д゚;エーッ!

 

 

もちろん全部が全部そうじゃなく、ホントにパーマをかけてスタイリングして載せてる写真や動画もあるけど、

コレ、「パーマ」って書いてるけどアイロンで巻いたよね?っていうのも、ぶっちゃけあります(○︎´艸`)

 

 

特に「毛先ワンカール」「ハイトーンカラーでゆるふわ」「外ハネ」っていうのは、

パーマとスタイリング剤でやろうと思うと結構難しいし、(そもそもワンカールや外ハネになるようにパーマをかけたり、ハイトーンカラーした髪にパーマをかけることが難しい…笑)

僕たち美容師が可愛くスタイリングできても、お客さんがお家で自分でできるか?というとおそらくうまくできないかもしれません。

 

 

それならいっそのことインスタのように「アイロン」でやった方が良いかもしれません( ̄∇ ̄)

 

「ワンカールパーマ」に関しての参考記事

↓↓↓

ワンカールパーマで失敗??ワンカールパーマの意外な「失敗の原因」ズバリこれ!

 

 

もちろん、良いこともいっぱいありますからね 笑笑

 

…って、ブログ書きながら「パーマの印象悪くなっていってないか?」なんて思ったんで最後にフォローしますが(○︎´艸`)

 

パーマをかけてスタイリングをすることで、

自分の本来の髪の毛だとできないようなヘアスタイルや雰囲気にすることができたり、髪に悩みをカバーできたり、周りからの印象気分もさらに良く変わったりと、

「パーマだから得られること」もいっぱいあります。

 

 

それを実感して、「パーマも良いもんだな〜」って思ってもらえたり、

この記事で少しでもパーマやヘアチェンジに興味を持ってくれたら嬉しいです(*^^*)