こんちはー!
福岡市東区の千早、香椎の近く、若宮でボブとショートヘアなどの短いヘアスタイルばっかり切ってる美容師、
「ショート&ボブクリエイター」の岡部ツカサです。
私、岡部ツカサは、
ボブやショートヘアのヘアスタイルに関してはもちろんのこと、
お家でのお手入れやスタイリングに関しても少々口酸っぱく、少々しつこくお客さんにお伝えする、
おそらく、「めんどくさい美容師」でございます(*≧︎∀︎≦︎)∩︎〃ウヒャヒャ!!!!!
そんな「めんどくさい美容師」が今回、
お家でのお手入れの中で実は最も重要な「シャンプー」についてお話します。
あ、
この時点で「めんどくさそう…」って思った人は、ここでこのページを閉じてくださいね笑笑
美容師がホントに教えたい「やってはいけないシャンプーの仕方」徹底解説!
お家で「髪や頭皮を洗う」とき、どう洗ってますか?
きっと多くの人が、
髪や頭皮をシャワー(お湯)で流す→シャンプー剤をつけてゴシゴシ洗う→シャンプー剤(泡)をシャワーで流す→トリートメント(コンディショナー)を付ける(場合によっては必要なし)→シャワーで流す
という手順だと思います。
今回のお話は「手順」はそのままでいいのですが、
途中の「ここをこうするのはやめて!」という一点集中アドバイスです(*^^*)
なので決して難しいわけじゃなく、この記事を読んだ日から誰でも即実践できるし、
・最近頭皮がかゆい
・ヘアカラーをするときにヒリヒリするときがあるような…
というお悩みももしかしたら解決するかも?というお話ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
頭皮を「ゴシゴシ」はやめて!
毎回、シャンプー剤を頭皮や髪に付けた後、
頭皮を「ゴシゴシ」しちゃいませんか?
なんなら、力強く擦ったり、爪を立てて引っ掻くようにゴシゴシしたり…
きっと多くの人が当たり前のように「ゴシゴシ」やってると思いますが、
それ、今日からやめてください( ̄∇ ̄)
いやいやいや…
シャンプーといえば「ゴシゴシ」やろ!
ゴシゴシしないと汚れが落ちないじゃん!
なんて声が聞こえてきそうですが…(。-∀︎-)ニヒ♪︎
ゴシゴシ、意外とそんなに「いい効果」ないです。
食器や服を洗うときを思い出してみてほしいんですが、
「力強くゴシゴシすればするほど汚れが落ちる」ってこと、ないですよね?
油や汚れを分解したり取り除くための「洗剤」をキチンと使えば、
優しく洗ったって汚れは落ちます。
髪や頭皮もそう。
「ゴシゴシすればするほど汚れが落ちる」というわけではありません。
シャンプー剤がキチンと頭皮や髪に行き渡って、
頭皮を軽く撫でたり髪をもみ洗いするぐらいでも、実は髪や頭皮ってキチンと洗えるんです。(シャワーでの流しもしっかりやってくださいね!)
まあ強いて言うなら「気持ちいい」という効果はあるかもしれないけど、
逆に言えば、頑張ってゴシゴシしても得られる効果ってそれぐらいです(;゚∀゚︎)
美容室でシャンプーをするとき「ゴシゴシ」してもらうけど?
こんなことをお伝えしておきながら、
美容室で美容師さんがお客さんの髪を洗うときって、頭皮をゴシゴシします(≧∀≦)
んじゃ、まず美容師がゴシゴシするのやめろよ…
って思ったでしょ?
それ、ホントそうなんですが笑
ただ、僕たち美容師の「ゴシゴシ」は普段皆さんがお家で髪を洗うときの「ゴシゴシ」とはちょっと違う部分がありまして…
ただ単にゴシゴシ擦ってるわけじゃなく、
指の腹で頭皮に負担をかけない程度にシャンプー剤を全体に行き渡らせながら、
普段お客さんがお家で洗いにくい部分を念入りに洗ったり、頭皮を動かすことで血行を良くしたりと、
「○ヶ月に一回のリラクゼーション」という意味や効果もあるんです。
頭皮をゴシゴシ擦って洗うと、こんな悪影響を及ぼします。
ゴシゴシ擦って洗うってことは、実は結構頭皮に負担を与えてしまいます。
そのせいで起こってしまう不具合は…
頭皮が痒くなりやすい。
「痒くなるからゴシゴシ洗った方がいいんじゃないの?」
って思いがちですが、
実は痒みが出る原因の1つが「ゴシゴシ」なんです(;゚∀゚︎)
ゴシゴシ力強く擦ったり爪を立てて引っ掻くように洗うと、
頭皮が傷ついたり炎症を起こしたりして、
その傷や炎症が原因で痒みやヒリヒリする感じになってしまいます。
僕は小さい頃にアトピー性皮膚炎があったり、
今でも手や顔は痒くなることがあるんですが、
かゆいからといって掻いてしまうと、余計に痒くなるし、いつまでも炎症が治らないんですよね(T∀︎T;)
痒みの原因を自らで作らないように、頭皮を洗うときは優しく指の腹で、髪の毛を掻き分ける程度にゴシゴシ撫でるような気持ちで洗ってください。
※シャンプー剤がキチンとシャワーで流せてなくて残ってることで痒くなることも多いので、シャンプー後の流しはしっかりとしてください。
ヘアカラー剤がしみる、ヒリヒリする。
先程の話と似てきますが、
ゴシゴシ擦って頭皮が敏感になりやすくなってたり傷があるところのヘアカラーやパーマの薬がつくとやっぱりしみて痛い(T∀︎T;)
僕も素手で薬を触るとピリピリしたり、痒みが増します。
普段からゴシゴシ擦って洗うんじゃなく、
撫でながら洗ってたほうが、そういった負担も軽減出来るかも?
※体質的にしみる場合はヘアカラーの塗り方の工夫や、他の方法で染めることをオススメします。
顔の肌と頭皮は、一枚の皮膚で繋がってます。
基本的に、髪の毛が生えてる部分の皮膚は「頭皮」
目や鼻がある部分の皮膚は「お肌」と呼ばれていますが、
この二つ、極端に性質が違うわけでもなく、
単なる「場所」の違いで呼び方が変わるだけで同じ「皮膚」なんです。
ただ、お肌はメイクをする人が多く、頭皮は髪の毛の影響で熱やこもりやすくてその分汗や油分の量が多いという違いはありますが、(個人差ありますw)
同じ皮膚であれば、洗い方やその他諸々、基本的には大きく変わることはないでしょうし、
わざわざ大きく変えることはしなくてもホントはいいんですよね。
ハンドソープで足を洗ったって特に問題はないし、
なんならシャンプー剤で身体を洗ったっていけないこともないんです(≧∀≦)
それを踏まえて、こういう考えもできるはず…|ω・)チラ
お肌はやさし〜く撫でて洗うのに、頭皮は?
特に女性の方は、お顔の「肌」をものすごく大事にされてると思いますので、
やはり「洗顔」もとても丁寧にされてることでしょう♪
メイク落としやクレンジングを、
お肌に付けてやさし〜く撫でながら、丁寧に洗ってますよね?
決して、ゴシゴシ 力強く擦ったり、爪を立てて洗うってっことはしないですよね?(≧∀≦)
お肌は優しく撫でて洗ってるけど、頭皮はゴシゴシ…って方、
実は少なくないと思いますが、
ここで一旦考えてみてほしいんです。
同じ皮膚で繋がっているのに、
場所で洗い方や意識が大きく変わってしまうのって、ちょっとおかしくないでしょうか…?
頭皮も、お顔の肌と同じように。
「頭皮とお肌は同じ皮膚」
そう考えてもらえれば、髪や頭皮を洗うとき、どのように洗ったらいいか、どう大切にすればいいかがなんとなくでもわかってもらえるんじゃないかと思います。
まとめ
ということで、少々しつこく書きましたが(*≧︎∀︎≦︎)∩︎〃ウヒャヒャ!!!!!
要は、
「ゴシゴシ力強く擦ったり爪を立てなくても、シャンプー剤が行き渡れば頭皮や髪の汚れって落ちるから、
髪をかき分けながら全体にシャンプーの泡を行き渡らせる気持ちで優しく洗ってね」
ということです。(約4行で終わった笑笑)
あんまり深く考えず、とりあえずやって見てもらえたら嬉しいです(*^^*)
今回の記事の詳細は、
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あとはアルコで僕がお客さんの髪を洗いながらお伝えしたりもしてますので、
詳しく知りたい方はぜひご来店ください(*^o^*)
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