こんちはー!
ボブやショートなどの短いヘアスタイルのカットが大好きな美容師、
岡部ツカサです!
さーて今回は、
「トリートメントについてさら〜っと書いてみた」シリーズの、
待望の第三弾!!
(え?誰も待ってないって?(≧∀≦))
「トリートメント」についても、書きたいこと、伝えたいこと、たーくさんあるから、
「シャンプーについてガチでいろいろ書いてみる」シリーズの続き…
コレもいつ終わるか分かんないです(*≧︎∀︎≦︎)∩︎〃ウヒャヒャ!!!!!
「トリートメントについてさら〜っと書いてみた」シリーズは
↓↓↓
大好評(?)の「シャンプーについてガチでいろいろ書いてみる」シリーズは
↓↓↓
美容室でできる「トリートメント」「髪質改善」って、良いの?
「毛先傷んでるから、今日はトリートメントしましょう!」
「パーマやカラーをするから、一緒にトリートメントした方が良いですよ〜♪」
「話題の髪質改善で、髪をきれいにしていきましょ!」
…って、美容室で美容師さんから勧められたこと、
特に女性の方は一度はあるんじゃないかな。
あ、ちなみに僕も、
ロン毛だった若かりし頃に一度だけあります…
((( ノ∀︎`*) ホンマウケルッ!!
美容室でできる「トリートメント」って、
数種類の特別な成分を、美容師さんが丁寧に浸透させてくれて、
仕上がるとサラッサラのツヤッツヤ!!!
「髪の毛が蘇った〜♪」
という感じでテンションが上がっちゃう、
ダメージで悩んでる人からしたら「神メニュー」なのである(*^ω^*)
(なんでも“神”って付ける風潮あるよね笑笑)
ここ数年前からは、
「髪質改善」って呼ばれる、
新たな「髪の神メニュー」も出てきて(←オヤジギャグ笑)
それ専門のお店が出来たり、
それを求めてる一般の方も多くなってきています。
「私の髪のダメージ気になってるから、美容室でトリートメントや髪質改善してもらった方が良いかな…?」
そう思って、今、トリートメントや髪質改善が気になってる方、
まずは僕から一言お伝えします…
「トリートメント」「髪質改善」は、しなくて良いよ( ̄∇ ̄)
トリートメントや髪質改善の「真実」
髪の毛は、栄養や何かの成分を浸透させたところで、
ダメージが無くなったり、傷んだ部分が回復することはありません。
このことは以前の記事でも少々しつこく書いたかもしれないけど(。-∀︎-)ニヒ♪︎
髪の毛自体が「死んでる細胞」なので、
何かをしたところでうんともすんとも言わないって感じ。
だけど、
ダメージした部分に何かを入れて一時的に「穴埋め」のようなことをしたり、
表面をコーティングしたりして、
一時的にダメージを「誤魔化す」ことはできるんです。
それがあなたがお家で毎日のようにしてる「トリートメント」(コンディショナー)の役目でもあります。
じゃあ、
美容室でできる「トリートメント」や「髪質改善」は?
もちろんコレらも、
高いお金を払って一生懸命してもらったところで、
結局は一時的に「誤魔化す」ことしかできません(>_<)
だったら、
わざわざ高いお金払って誤魔化してもらわなくても、
お家で自分でトリートメントつけて誤魔化しても良くね?(≧∀≦)
だからよっぽど髪が傷んでてお家でどーにもできない…って人以外は、
実はお家でのヘアケアで充分だったりするので、
トリートメントや髪質改善はしなくて良いよ!って言えるわけです。
それに、
どーにもできないほど傷んでるんであれば、
手取り早く切っちゃえば一気に解消するし笑笑
だけどいろんな理由で、どーにもできないほど傷んでる髪をツヤツヤサラサラに見せないといけない場合は、(あんまりないかもしれんけど)
トリートメントや髪質改善って方法も、ありかもしれませんね。
美容室でできるトリートメントや髪質改善も「傷みます」!?
髪が傷むパーマやカラーと違って、
トリートメントって髪が傷まない、むしろ傷みを改善するプラス的なもののように思われがちだけど、
実は、トリートメントや髪質改善すると、
髪の表面を覆う強力なコーティングで一定期間ツヤツヤサラサラになる反面、
その強力なコーティングのせいで、傷みます…
Σ(゚Д゚;エーッ!
本来、髪表面にある「キューティクル」っていうのが、

濡れたり乾いたりして形が変わって、
髪の水分量の調整をしたり、髪に内部に残ってるパーマやカラー後の余分な成分も外に出やすくなるんだけど、
一定期間持続する強力なコーティングをしてしまうと
髪のキューティクルはどんな時もずっと閉じたままなので、
髪の水分量も調整できにくかったり、余分な成分もずっと残ったまま(;゚∀゚︎)
表面の手触りに良さとは裏腹に、
髪の内部はじわじわとダメージを受けてる…ということになってたりします(T∀︎T;)
…って言ってもイメージしにくいと思うからね、
あなたの「顔」で考えてみてよ!
「洗ってもしばらく取れないファンデーション」ってどう?笑
髪の表面のコーティングって、
顔で言う「ファンデーション」みたいなもん。
ファンデーションは肌を綺麗に見せてくれるけど、
やっぱりその日のうちに取って寝たいですよね?
もし「一定期間取れないファンデーション」ってのがあったら、
なんか肌に良くなさそうだし、
肌がつっぱってきて気持ち悪そうだし、
おそらく多くの人が、そんなファンデーション使いたいと思わないんじゃないかな?(○︎´艸`)
髪の場合も、
実はその日のシャンプーで落ちるぐらいの「お家で付けるトリートメント」が、
実は「美容室でするトリートメント」よりも良かったりして…(。-∀︎-)ニヒ♪︎
美容室でできるトリートメントが「必要な場合」
そんな「良いのか?そうじゃないのか?」っていう感じに書いちゃった、トリートメントや髪質改善(≧∀≦)
じゃあ、したらいけないの?しない方がいいの?
って聞かれると、必ずしもそうじゃなくてね。
さっきもチラッと書いたんだけど、「トリートメントや髪質改善が必要な場合」ってのもあります。
例えば、
「毛先傷んでるんだけど、(自分の)結婚式のためにどうしても伸ばさないといけないし、ヘアセットしてもらった時に綺麗な髪に見せたいんです!」
って時とか、
「大勢の人前に立たないといけなくて、でも髪が傷んでたら見栄えが悪いから、せめてその時だけでも綺麗な髪に見せれたら…」
って時とか、
「髪を一時的に見せたい」時かな(*´꒳`*)
でも、そのイベントが終わったり、キレイに見せる役目が終わったら、
「その傷んだ部分を切る」という前提でね(^_−)−☆
傷んだ部分が治らないからこそ「大切に」
と、いった感じで、
トリートメントや髪質改善で髪の傷んだ部分を無くしたり回復させることはできず、
結局表面をコーティングして誤魔化すことしか出来ないので、
「傷んだらどうするか?」じゃなく、
「なるべく傷みが最小限にするにはどうしたらいいか?」
を美容室で美容師さんにしっかり聞いてみてください。
決して、
「パーマやカラーして傷んでも、美容室でトリートメントしてもらえばいいや〜♪」
って思わないでくださいね(^_-)
僕たち美容師もあなたの髪を守る努力は日々していますが、
この真実をあなたが知るだけでもきっと、
あなた自身があなたの髪を守る事に繋がると思います(*^_^*)
続く…